荷主アズビルは19日、ジャパンマリンユナイテッドから米国シェールガスLNGプロジェクトのLNG船向け統合制御システムを受注した、と発表した。
このLNG船は竣工後、主に米国コーブポイントプロジェクトからのLNG輸送に投入されることになっている。米国沿岸の環境規制に対応するため、低硫黄油も使用可能な三元燃料ディーゼル機関電気推進方式を採用するほか、ボイルオフ率を世界最小にするタンク防熱仕様を取り入れ、燃費性能を高めるとともに環境負荷を大幅に低減する。
同社は今回、LNG船のLNGタンク、荷役設備、ボイルオフガス焼却装置、TFDEを構成するエンジンへのガス供給や電気推進装置への電力供給の監視・制御を行う制御システムとして、統合制御システム「マリンデオ」を納入、システムのエンジニアリングと試運転のサポートまでを担当する。














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