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横河電機、英国で廃棄物処理システムなど受注

2014年10月8日 (水)

荷主横河電機は7日、子会社のヨコガワ・フランス(仏イヴリーヌ県ヴェリジー=ヴィラクブレー)が、ヴィンチ・エンバイロメント・UK社から、英国に建設される廃棄物処理・発電施設向け制御システムと安全計装システムを受注したと発表した。

この施設は、SITAコーンウォール社によって、英国コーンウォール州のセントデニスに建設され、2016年に稼働を開始する。計画では、焼却炉の産業廃棄物処理能力が年間24万トン、燃焼時に発生する熱を利用して発電する容量は一般家庭2万1000軒の電力を賄える。

ヨコガワ・フランスが納入するのは、発電設備のボイラとその付帯設備の制御を行う統合生産制御システム「センタムVP」、安全計装システム「プレセーフRS」の2製品で、これらの製品のエンジニアリング、機器据付支援、試運転支援を行う。

同社は2011年、このプロジェクトのEPC(設計・調達・建設)を担うヴィンチ・エンバイロメント社から、仏中部の廃棄物処理・発電施設向け制御システムを受注しており、納入したシステムは順調に稼働している。