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パレットの適正運用を呼び掛け、JAPIA

2014年8月22日 (金)

荷主日本自動車部品工業会(JAPIA)は21日、国内外の物流を問わずパレットの運用に課題があることが分かったとして、会員の部品メーカーに対して運用の適正化を呼び掛けた。

自動車部品各社は現在、社名入りで購入した自社パレットやレンタルパレットを使用して車両メーカーへの納入を行っているが、1メートル四方の樹脂パレットは汎用性が高いため、物流中継地や車両メーカーの部品受入場から他社に流出し、そのまま他社の社名入りパレット使用が常態化しているケースが多く見られるという。

部品メーカーによっては多くのパレットが紛失し、新規購入せざるを得ない状況となっていることから、(1)車両メーカーへの納入、自社内の部品保管には自社パレット・レンタルパレットを使用し、他社メーカーのパレットを無断使用しないこと(2)車両メーカーから空箱を持ち帰る場合は、納入時に使用されていたパレットを使用するよう契約輸送会社に周知・徹底する(3)自社内で他社パレットを使用しないよう、改めて関係部署への周知・徹底する——ことを呼び掛けたもの。

また、JAPIAでは自社パレットが発見され次第連絡を希望する会員企業のリストを公表した。

■紛失パレットの発見情報を希望するJAPIA会員企業
パレットの適正運用を呼び掛け、JAPIA