村田製作所、福井県に新生産棟を建設

荷主村田製作所は10日、子会社の福井村田製作所（福井県越前市）が新たな生産棟を建設すると発表した。

新生産棟は鉄骨造地上5階建て、延床面積2万2620平方メートル、建築面積3600平方メートル（75×48メートル）で、12月に着工し、2015年9月の竣工を目指す。投資額は建物、生産設備合わせて100億円。

新生産棟の建設は、積層セラミックコンデンサの先端商品開発で前工程の増強を図るもので、高い技術レベルと管理レベルによる低コスト・高品質を促進するとともに、最先端商品の開発を効果的に行うことで、需要拡大に対応する。

これにより、これまで以上に素早く新製品立ち上げ、顧客への供給をタイムリーに行う体制を構築する。

■新生産棟の概要
構造・規模：鉄骨造地上5階
延床面積：2万2620平方メートル
建築面積：3600平方メートル（75×48m）
工事期間：着工2014年12月/竣工2015年9月
総投資額：100億円（建物、生産設備含む）