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大塚化学、東山フイルムを買収

2014年9月16日 (火)

荷主大塚化学(大阪市中央区)は12日、東山フイルムグループを買収すると発表した。

東山フイルムの海外現地法人「東山塑料薄膜(上海)」「東山フイルムコリア」を含め、プライベート・エクイティ・ファンド会社のCITICキャピタル・パートナーズ系ファンドと買収契約を締結。これにより、大塚化学は東山フイルムの株式96%を取得する。

同社はこの買収を通じ、機能性フィルム分野へ新たに進出。併せて自社製品の高品質化・高付加価値化につなげる。

買収完了後、大塚化学は保有する東山フイルム株式の一部を、東山フイルムグループの取引先であるアイカ工業(愛知県清須市)、名工建設(名古屋市中村区)、三菱化学エンジニアリング(東京都中央区)などに対して再譲渡する。

東山フイルムグループは、スマートフォン・タブレット端末や車載器などのタッチパネルに使用されるハードコートフィルム、液晶ディスプレイなどに使用される各種光学フィルムなどの機能性フィルムの製造・加工・販売・研究開発を行っている。