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物流生産性向上へ投資拡大

アスクル、9月からマテハン・システム投資に5億円

2014年9月16日 (火)

ECアスクル、9月からマテハン・システム投資に5億円アスクルは12日、2015年5月期に物流分野で取り組む施策の概要を公表した。

第1四半期(6-8月)は現場視点でセンターオペレーションでロケーション、ピッキング、梱包、補充の改善や非効率的業務の見直し、人的資源の効率運用に取り組んだ。

第2四半期はエンジニア視点からマテハン設備やシステム面で既存設備能力の強化、新たな設備の投入による生産性向上に取り組み、第3四半期にかけてビジネスプロセス・モデル分野で在庫配置、倉庫間移動、入荷システム改革を行う。

第1四半期に実施した現場視点での改善では、在庫商品の最適配置、梱包・補充作業の平準化、人時管理の最適化を実施。物流拠点「アスクルロジパーク首都圏」と「大阪DMC」で、庫内作業単価の低下につなげた。

第2四半期は5億円を投じ、全センターを対象に搬送ラインの拡張・見直しを実施。また、BtoBセンターではピッキング・仕分け梱包設備を導入し、物流生産性を改善する。

今後は福岡の物流拠点を新設移転し、2016年1月に「アスクルロジパーク福岡」を稼働させる。新拠点では徹底的な省人化を図り、次世代物流センターとして運営する計画。