ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ファミマ、米飯類の包装形態をサイドシュリンクへ変更

2014年9月16日 (火)

荷主ファミリーマートは16日、環境負荷の低減、開けやすさの向上、中身の見やすさの向上などを目的に、弁当・寿司などの米飯類とパスタや焼そばなどの麺類の包装形態を、ラップで全体を包装する「フルシュリンク」から、フタと容器の結合部分にのみフィルムを装着する「サイドシュリンク」へ段階的に変更すると発表した。

サイドシュリンクを本格的に導入するのは大手コンビニエンスストアで初めてで、16日から開始する。この取り組みにより、1食あたり70%のプラスチック原料を削減できるという。

同社は包装の変更に際し、フタと容器に凹凸を付け、商品の配送時や店頭陳列時の安定性を確保。パスタや焼そばなど、電子レンジでの加熱時間の長いチルド温度帯商品は、容器の角から蒸気が抜ける容器構造を新たに開発し、蒸気の抜けを確保することで、容器の変形を防止する。一部のチルド弁当などは、熱で収縮するラベルをU字孔(フタにある空気穴)に張り付けることで対応する。

また、容器の色を白・黒・透明などに段階的に集約し、統一感のある売場を目指す。