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兼松日産農林、関東工場を閉鎖

2014年9月16日 (火)

拠点・施設兼松日産農林は16日、関東工場を閉鎖すると発表した。

同社の保存木材部では、東北(宮城県黒川郡)、関東(東京都江東区)、大阪(大阪市住之江区)、岡山(岡山県津山市)の4工場で保存処理(防腐・防蟻)木材を生産し、関東工場は東京都内唯一の木材保存処理工場として操業を継続してきたが、原材料・製品在庫の外部倉庫への保管料や運送費用がかさむといった高コスト構造となっているため、赤字が続いていた。

これまで生産品目の見直しやコスト削減に努めてきたものの、赤字状態から脱却できなかったことから、保存木材事業の効率を高めるために製造コスト面で優位にある東北工場を強化し、関東工場を閉鎖することにしたもの。

工場は2015年3月末に生産を終了し、土地建物の跡地は賃貸、売却を含む活用方法を検討する。

■閉鎖する関東工場の概要
所在地:東京都江東区新木場3-2-12
敷地面積:3583平方メートル
製造品目:乾式、湿式保存処理木材
従業員数:8人
生産終了日:2015年3月末日