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三菱ふそう、商用車ショーに小型EVトラック7台出展

2014年9月25日 (木)

荷主三菱ふそう、商用車ショーに小型EVトラック7台出展三菱ふそうトラック・バスは、25日から10月2日まで8日間にわたって独ハノーバーで開催される「第65回IAA国際商用車ショー2014」に、ポルトガルで1年間の実証実験を開始した小型電動トラック「キャンターE-CELL」など小型トラック7台を出展する。

キャンターは、欧州の小型トラックとして唯一、3種類のドライブシステムを選択できるのが特徴で、新型キャンターE-CELLは、最新鋭の技術を備えた電動小型トラックとして開発、排出ガスゼロで静粛性に優れている。

走行距離は100キロ以上、電動モーターは最高出力110kw(150馬力)、最大トルク650Nmの能力を持ち、駆動軸に伝達する。最新型キャンターのシャシーをベースとし、車両総重量6トン、積載量3トンを実現した。7月からポルトガルで1年間の実証実験を開始している。

キャンターエコハイブリッドは、2012年後半に欧州市場に投入し、燃費を従来型モデルと比べて最大で23%向上させた。また、キャンターのディーゼルモデルには、ユーロVIとユーロVb+排出基準に適合した、経済的なディーゼルエンジンを搭載し、燃費を最大9%向上させた。

今回の展示では、積載効率に優れた車両総重量8.55トンモデル、4WDモデルも出展する。欧州向けキャンターには、4WDモデルを除く全車に車両挙動安定装置(ESPR)を標準装備している。