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三井物産、米キャメロンPJ向けLNG船5隻を用船

2014年9月29日 (月)

荷主三井物産は29日、米国キャメロンLNG輸出プロジェクトで日本を中心とした需要家向けのLNG輸送用に、5隻の定期用船契約を26日に締結したと発表した。

同社は定期用船による8隻のLNG船調達を進めており、26日はこのうち5隻の定期用船契約を締結した。用船料の総額は最大4000億円で、同社は残る3隻についても「段階的に定期用船契約を締結する」としている。

今回の用船先は商船三井の子会社(2隻)、日本郵船の子会社(1隻)、三井物産が出資する船舶保有会社(2隻)で、船型は15万5000トンモス型、17万4000トンメンブレン型(新造船)。

8隻のうち3隻は、三井物産がパートナーと出資・設立する船舶保有会社から定期用船する予定で、同社がパートナーと共同保有するLNG船は、このプロジェクト向けを含めて27隻となる。今後、同社が計画している新規LNG生産プロジェクトのほか、世界各国で生産されるLNGの国際輸送にも積極的に取り組み、LNG船の保有・用船・運航の知見を積み上げ、LNG船事業の強化・拡大を目指す。