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インフォマート、ASP請求書システムの提供を開始

2014年10月14日 (火)

サービス・商品インフォマート(東京都港区)は14日、企業間の請求業務効率化とコスト削減を目的に、企業間電子商取引(BtoB)プラットフォームの新サービス「ASP請求書システム」を今月末にリリースし、取引先3万6000社の11月分の請求書から稼動すると発表した。

同社が2003年から運用しているASP受発注システムを運用では、日々の食品食材、備品などの発注と受注をWeb上で行うことで、電子データを基に月間の請求金額が確定するため、毎月の紙による請求書の発行と受け取りが不要となり、システム上の電子(Web)請求で代金の支払いと受け取りが行われている。

システムを利用している外食企業から「電子請求化の範囲を食品食材取引から拡大し、紙で請求書を受け取りっている事務所・店舗賃借料、広告費、機材レンタル費、清掃費などを含むすべての取引先の請求業務を電子化したい」との要望を受け、全企業に対応する新たなシステムとしてASP請求書システムを開発した。

ASP請求書システムはフード業界だけでなく、請求書のやり取りがあるすべての業界に対応できる仕組みで、請求書の発行を電子化する「発行モデル」、受け取りを電子化する「受け取りモデル」の両方を実装し、ユーザーの要望に合わせてシステムを提供することが可能。

10月3日時点で契約数は受け取りモデル114社、発行モデル51社の合わせて165社に達しており、このうち既に92社が稼動に向けて準備を開始、請求書業務が行われる取引先15万5722社へID・パスワードを発行する。

当初の目標として、2016年までに100万社へのID・パスワードの発行を目指す。

インフォマート、ASP請求書システムの提供を開始

出所:インフォマート