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商船三井、早朝・米国領海内の重大海難事故想定し訓練

2014年10月27日 (月)

環境・CSR商船三井は27日、重大海難事故発生に備えた緊急対応訓練の一環として、同社グループの船舶管理会社が管理するプロダクトタンカーが米国領海内で他船と衝突し、乗組員の負傷、油濁事故が発生した想定で、海難対応訓練を実施したと発表した。

訓練は24日、「日本時間の早朝、海外で重大海難事故が発生したと想定し、社内外関係者への迅速な連絡、対応体制を発動するとともに、必要な対応と情報の伝達が的確かつ円滑に行えることを確認する」ことを目的に実施。

「米国テキサス州・ヒューストン港を出港したプロダクトタンカーが、ガルベストン湾内を航行中に貨物船と衝突、船体に損傷が生じ、積載貨物が海上に流出。衝突時の衝撃により、本船乗組員が負傷した」と想定して行った。

当日は、事故発生の第一報を受け、商船三井内に重大海難対策本部を設置、関係者間で情報の収集・伝達などの初期対応、本船への指示、模擬記者会見などを実施した。

訓練で培ったノウハウや新たに見つかった改善点などを共有することにより「グループ全体で万一に備えた緊急対応体制をより強固なものに整備」していく。