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商船三井、重大海難事故に備え緊急対応訓練

2015年11月27日 (金)

ロジスティクス商船三井、重大海難事故に備え緊急対応訓練商船三井は27日、重大海難事故に備えた緊急対応訓練の一環として、第三管区海上保安本部の協力で「同社傘下の船舶管理会社が管理するLNG船が東京湾内で他船と衝突し、舵が故障、機関トラブルも重なり座礁事故に至る」との想定で緊急対応訓練を実施したと発表した

25日に行われた訓練では、千葉県館山沖を北航していたLNG船「LNGパイオニア」と外航コンテナ船が衝突し、本船の舵が故障し、後に主機の不具合が発生、座礁する可能性がある、と想定。

事故発生を受けて、第三管区海上保安本部へ通報、商船三井に重大海難対策本部を設置、関係者間の情報の収集・伝達などの初期対応、本船への指示、模擬記者会見などを実施した。

同社は「訓練で培ったノウハウや新たに見つかった改善点などを共有することにより、グループ全体で万一に備えた緊急対応体制をより強固なものに整備する」としている。