フードサンヨー食品は14日、ロシアで即席麺を中心に加工食品事業を展開するキングライオングループの持株会社「KLサンヨーフーズ」(キプロス)に資本参加したことを発表した。サンヨー食品の出資比率は49.99%。
キングライオングループはロシア第三位の即席麺メーカーで、シェア約15%、年間売上23億3400万ルーブル(約70億円)。特に高価格帯の商品が強く、将来的にも有望な企業だとして、持株会社の共同運営を通じた資本業務提携を締結。
サンヨー食品が日本で培った商品開発ノウハウや生産管理技術とのシナジーを発揮し、キングライオングループの事業拡大を通じて海外事業戦略の拡大を図る。