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大塚製薬、サンヨー食品と四国で共同物流

2012年6月21日 (木)

フード大塚製薬グループで飲料物流などを手掛ける大塚倉庫(大阪市港区は21日、即席麺メーカーのサンヨー食品(東京都港区)と7月から、四国地区で共同物流を行うことに合意したと発表した。

 

大塚製薬とサンヨー食品は、両社の製品特性を活かすことで配送トラックの効率化を図り、輸送コストの軽減やCO2削減につなげる狙い。

 

大塚倉庫は、大塚製薬とサンヨー食品の物流特性を調査。重量物で夏に繁忙期を迎える特性を持つ大塚製薬の飲料とは逆に、即席麺は繁忙期が冬で軽量であるという特性に注目。

 

これを組み合わせることで、物量の季節変動リスクを補完できるとともに、重量制限のある配送トラックを有効活用することができると判断し、サンヨー食品に提案。配送先の卸や小売店などの重複率が高いことから、共同物流が「両社にとって高いシナジー効果を生む最適な組み合わせ」だとして合意に至った。