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三菱地所、物流施設開発に参入、第一弾は東京・辰巳に

2011年4月15日 (金)

ロジスティクス辰巳の物流施設パース図(出典:三菱地所)三菱地所は15日、物流施設の開発事業に参入し、第一弾として三井物産と共同で「辰巳三丁目開発計画」に着手したと発表した。

 

開発計画は両社が共同出資する特定目的会社(SPC)が建築主となり、東京メトロ辰巳駅から徒歩4分、首都高速湾岸線の新木場、有明出入口から約2キロメートルの好立地に、物流施設を開設するもの。鹿島建設が設計・施工を担当し、ナカノ商会がテナントとして入居する。

 

物流施設は敷地面積9939.01平方メートル、延床面積3万1533.5平方メートルで地上5階建ての鉄骨・鉄筋コンクリート造。倉庫、荷さばき場、事務所、駐車場を備え、来年2月に竣工する。

 

三菱地所では「総合ディベロッパーとして開発メニューの多様化を目指すとともに、不動産投資マーケットで投資家の幅広いニーズに対応するため、今後も積極的に物流施設開発事業に取り組む」としている。同社は今後、建築着工前にテナントを決定し、テナントの要望を取り入れて開発を行うビルド・トゥ・スーツ型を中心とした事業展開を行う。