ロジスティクス三井倉庫は30日、インドネシア・ジャカルタで運営していた既存倉庫の増築工事がこのほど完了し、10月から本格稼動を開始したと発表した。
増設したのは延床面積4000平方メートルの平屋倉庫で、既存の9000平方メートルと合わせて1万3000平方メートルの物流施設となり、同社は「インドネシアでの物流事業の中心拠点として運営していく」としている。
新倉庫は、慢性的な渋滞が問題となっているジャカルタで、タンジュンプリオク港に近い立地を生かし、高品質な輸出入貨物取扱サービスを提供する。
同社はGIIC工業地区でも平屋倉庫を新設中で、延床面積は3万3500平方メートルとなる。2015年3月上旬に竣工すると、同国での物流施設規模は9月末時点の9000平方メートルから4万6500平方メートルへ4.1倍に拡大する。
■新倉庫の概要
名称:PT.Mitsui-Soko Indonesia Cakung倉庫
所在地:ジャカルタ市チャクン地区
施設:延床面積1万3010平方メートル(既存施設との合計)