ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ロジスティクスセンターなど運営基盤強化に1000億円

OLCが投資構想、東京ディズニーリゾートの物流施設群拡大

2014年10月31日 (金)

荷主東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは30日、東京ディズニーランド・シーの拡充を柱とした今後10年間の投資構想を発表した。併せて、敷地内東部を中心に配置している物流施設群を近隣所有地へ移設・拡充する方針を示した。

東京ディズニーランドでは、現在のファンタジーランド全域を刷新するとともに、トゥモローランドとバックステージの一部を拡張。拡張エリアの面積は現在のファンタジーランドと同等規模を想定する。ディズニーシーでは、ロストリバーデルタの南側に隣接する拡張用エリア(アラビアンコーストとほぼ同規模)を開発する。
OLCが投資構想、東京ディズニーリゾートの物流施設群拡大
これら両パークの拡充に4000億円を投入し、ロジスティクスセンターなどサポート機能を含めた運営基盤の強化に1000億円を充てる。

OLCが投資構想、東京ディズニーリゾートの物流施設群拡大現在、物流施設群は両パークの間に挟まる形で敷地全体の東寄りを中心に展開しているが、今回の構想に合わせてロジスティクスセンターとセントラルキッチン、事務部門の一部機能を近隣所有地へ移転・拡充する。

オリエンタルランドでは9月16日に、日本ロジスティクスファンド投資法人が運営する近隣の物流施設「浦安千鳥物流センターII」に入居、6192平方メートルを利用している。