ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

三井造船、米社製小型蒸気発電装置の販売を開始

2014年11月11日 (火)

荷主三井造船、米社製小型蒸気発電装置の販売を開始三井造船は11日、子会社の三井造船マシナリー・サービスを通じ、米国エナージェント社の小型蒸気発電装置の販売を開始すると発表した。

エナージェント社の小型蒸気発電装置「マイクロスチーム」は、最大275kWの発電能力を持つ小型蒸気タービン発電装置。これまではボイラーなどで生成された高圧水蒸気をヒーターなどに利用するため、減圧弁を用いていたが、マイクロスチームは、この過程で廃棄されていたエネルギーを回収して発電する。

エナージェント社は2004年から米国を中心に同製品を販売しており、積算運転時間14万8300時間、総発電量3万1400MW(1時間あたり)の間、トラブルが発生していないという。三井造船では、対象となるマーケットとして製紙・化学・石油精製・製鉄などの工場、大規模商業ビルを見込んでいる。また、バイオマス発電用の小型蒸気タービンとしても導入を促していく。