荷主三井造船は17日、韓国とインドの製鉄会社から高炉用軸流圧縮機4基、炉頂圧回収タービン発電設備1基を受注したと発表した。これにより、同社の軸流圧縮機は累計受注数が100基を超えた。
高炉用軸流圧縮機は、製鉄所の高炉に高圧・大風量の空気を送り込むために空気を圧縮する装置で、高炉送風機と呼ばれる。炉頂圧回収タービンは高炉から排出されるガスを利用して発電する装置。
受注した設備のうち、高炉用軸流圧縮機3基がインドのJSPL向け、残りが韓国POSCO向けで、インド向け高炉用軸流圧縮機の受注は2件目となる。