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出光、最新鋭マラッカマックス型VLCCが竣工

2014年11月19日 (水)

荷主出光、最新鋭マラッカマックス型VLCCが竣工出光興産は19日、ジャパンマリンユナイテッド呉事業所で建造された最新鋭の大型原油タンカー(VLCC)の竣工式を行い、「アポロドリーム」と命名した。

アポロドリームは、子会社の出光タンカー(東京都新宿区)による船隊整備の一環として、2012年に発注した最新鋭のマラッカマックス型(マラッカ海峡を通過できる最大船型)のVLCCで、1割以上の燃料消費量削減を実現。

排気ガス中の窒素酸化物排出量を抑制する、国際海事機関の新規則に対応した主機関を採用するなど、環境に配慮した工夫を施した。

ジャパンマリンユナイテッドによると、同船は国内の港湾規制緩和を考慮し、最新の解析技術を用いて全長を339.5メートルまで伸ばし、推進性能の改善と貨物積載量の最大化を両立した新船型を採用した。

本船概要
船型:30万載貨重量tVLCC
造船所:ジャパンマリンユナイテッド呉事業所
主要寸法:全長339.5m×幅60m×深さ28.5m×喫水21.091m
総トン数:15万9553トン
航海速力:15.5ノット