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ANA、サーチャージ改定、欧米路線33%アップ

2011年4月25日 (月)

ロジスティクス全日本空輸(ANA)は25日、国際線貨物の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の改定を国土交通省に申請した。

 

同社グループでは航空燃料市況価格に基づき、毎月見直すこととしているが、3月の1か月平均が1バレル当たり131.89米ドルに達していることから、改定することにしたもの。長期化する燃油市況高騰の状況を踏まえ、全価格帯で新たな水準を設定し、5月発行分から適用する。

 

改定により、適用額は長距離(日本-北米、欧州、中東など)が106円から141円へ33%アップ、遠距離アジア(日本-シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシアなど)が89円から97円へ9%アップする。近距離アジア(日本-韓国、台湾、中国、香港、フィリピンなど)は86円から81円へ5.8%引き下げる。