ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

鹿島・日本コンベヤ、高さ100mを垂直搬送できる装置開発

2014年11月28日 (金)

サービス・商品鹿島・日本コンベヤ、高さ100mを垂直搬送できる装置開発鹿島建設と日本コンベヤ(大阪府大東市)は共同で、シールドトンネルの立坑などで掘削土砂を地上に垂直搬送する「スネークベルコン」を開発した。

この土砂運搬装置は、2枚のベルトをローラーを用いてスネーク状に配置し、上下方向のベルトの張力で発生する「押え付け力」を利用、2枚のベルトの間に土砂を挟み込むユニークな発想で垂直に長距離搬送できる。

これまでの搬送システムでは不可能だった「高低差100メートルの垂直搬送」が可能となるほか、時間当たりの搬送量も大幅に向上。汎用の平ベルトを利用するためメンテナンスが容易で、鹿島では「都市部で地下トンネルの大深度化や高速施工に対応するシステムとして積極的に提案していく方針」としている。