物流連、モーダルシフト公表制度を刷新、大賞創設

環境・CSR日本物流団体連合会（物流連）は27日、これまで毎年実施してきたモーダルシフト取り組み優良事業者公表制度を改め、表彰を軸とした制度に移行し、「モーダルシフト最優良事業者賞」（大賞）などを設定すると発表した。26日開催の理事会で決めた。

新制度では、応募する物流事業者から表彰対象を選定し、最優良事業者賞（大賞）のほかに、表彰基準ごとにモーダルシフト実行賞、継続賞、有効活用賞など、複数の部門賞を設ける。

選定されなかった応募事業者の中でも表彰基準に該当するものについては「モーダルシフトに積極的に取り組んでいる優良事業者」として公表する。

公表制度から表彰制度へと移行する目的について、物流連では「トラック事業者やフォワーダーも対象とし、より多くのモーダルシフトの取り組みを積極的に顕彰していくため」としている・

募集は12月1日から開始し、選定委員会による選定を経て3月末に公表する。募集要項は12月1日から、物流連ホームページでダウンロード提供を開始する。

■物流連のホームページ
http://www.butsuryu.or.jp/