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全ト協、重要物流道路の18区間追加指定を要望

2026年1月22日 (木)

ロジスティクス全日本トラック協会は22日、国が指定する「重要物流道路」への追加指定を求める要望書を、国土交通省道路局に提出したと発表した。対象は栃木、群馬、石川、静岡、福岡の5県にまたがる計18区間で、供用区間13、事業区間5から成る。

重要物流道路は、2018年の道路法改正で創設された制度で、平常時・災害時を問わず安定的な物流を確保するため、国が物流上重要と位置付けた道路を重点的に整備・管理する枠組み。22年には「供用区間」に加え、「候補路線」「計画区間」「事業区間」が新たに整理され、指定範囲が拡張されている。

全ト協は、重要物流道路の指定が進むことで、幹線道路や高速道路へのアクセス性が高まり、生活物資や産業物資、災害時の緊急支援物資の輸送が円滑になると指摘する。特に、大型トラックがスムーズに走行できる道路環境の整備は、輸送効率の向上だけでなく、ドライバーの拘束時間短縮や適切な休憩確保につながり、「働き方改革」の実効性を高めると位置付ける。

今回の要望では、宇都宮環状道路(国道121号)や栃木西部都市連絡道路、東毛・西毛広域幹線道路、加賀海浜産業道路、富士富士宮道路、福岡県内の主要幹線道路など、地域物流を支える重要路線が列挙された。いずれも高速道路インターチェンジ(IC)や国道と接続する補完・代替ルートとしての役割が大きく、未供用区間を含む路線については、事業区間としての指定と早期整備を求めている。

全ト協はあわせて、指定後の道路整備について「集中投資による早期完成・供用」を明確に要望した。単なる指定にとどまらず、ボトルネック解消や線形改良、休憩機能の確保などを通じて、実際に“走りやすい道路”を早期に実現する必要があるとの認識だ。

全ト協が追加指定を要望した18区間は以下の通り。

【栃木】国道121号(宇都宮環状道路)
 国道4号交点-宇都宮市道5157号線交点(供用区間)
【栃木】栃木西部都市連絡道路
 日光宇都宮道路・土沢IC-新国道4号交点(事業区間・供用区間)
【群馬】国道354号(東毛広域幹線道路)
 国道17・18号交点-関越道・高崎玉村SIC(供用区間)
【群馬】西毛広域幹線道路
 国道17号交点-国道254号富岡バイパス交点(事業区間・供用区間)
【群馬】富岡ICアクセス路
 国道254号富岡バイパス交点-上信越道・富岡IC(供用区間)
【群馬】渡良瀬幹線道路
 北関東道・太田藪塚IC-国道50号(前橋笠懸道路)交点(供用区間)
【石川】加賀海浜産業道路
 白山市竹松町-加賀市松山町(供用区間)
【石川】国道415号
 羽咋市兵庫町-富山県境(供用区間)
【石川】千里浜ICアクセス路(県道若部千里浜インター線)
 羽咋市兵庫町-のと里山海道・千里浜IC(供用区間)
【静岡】富士富士宮道路
 国道1号バイパス付近-富士宮道路・北山IC(事業区間)
【福岡】福岡県道35号 筑紫野古賀線
 国道3号交点-県道53号交点(供用区間)
【福岡】福岡県道53号 久留米筑紫野線
 県道35号交点-国道210号交点(事業区間・供用区間)
【福岡】国道200号
 九州道・八幡IC-国道3号交点(供用区間)
【福岡】国道322号
 九州道・小倉南IC-九州道・久留米IC(事業区間・供用区間)

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