ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

大日本印刷、販促物の在庫・配送サービスに管理一元化機能

2014年12月4日 (木)

サービス・商品大日本印刷、販促物の在庫・配送サービスに管理一元化機能大日本印刷は4日、販促物や帳票の在庫、配送業務を一元管理するSaaS型サービス「コネクティング・ワン」シリーズに、新メニュー「コネクティング・ワン・オーダー」を追加し、発売した。

新メニューは、見積情報の共有・比較によって発注業者の選定を支援し、発注価格決定後は発注から支払いまでの業務を管理するするもので、販促物などにの管理業務を一元化できるようになった。

これに伴い、既存サービスは「コネクティング・ワン・サプライ」に名称を変更し、オーダーと継ぎ目なく連携できるようにすることで、販促物のサプライチェーン全体の最適化につなげる。

大日本印刷、販促物の在庫・配送サービスに管理一元化機能02見積を依頼する企業が、ウェブサイトにアクセスして見積仕様を登録すると、指定した印刷会社へ見積依頼を通知するメールが配信され、印刷会社は仕様と納期を確認して見積を登録する。依頼企業は複数の印刷会社から登録された見積や過去の見積と比較して発注業者を選定できる。

これまで、発注書や請求書などを印刷会社へ送る際、郵送や手渡しなどの業務が発生していたが、このサービスを利用することで、発注書などの帳票出力から経理システムへの支払情報連携までをウェブサイトで実現する。

企業は価格決定後に正式な製造依頼として発注を行い、受託印刷会社は納期の回答や出荷情報を登録する。納品後は、請求書で発注情報を確認、承認して、支払データを出力し、企業と印刷会社はその状況を確認できるため、業務の効率化につながるとしている。

初期費用が100万円から、月額利用料は30万円から。同社は「企業の販促物制作発注部門などに販売し、販促物の制作や物流業務受託など含め、2018年度までに50億円の売上を目指す」としている。

コネクティング・ワン・オーダーの詳細
http://www.dnp.co.jp/cio/solution/detail/10104250_5309.html