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国交省、ガントリークレーンの部品標準化へ検討会設置

2014年12月4日 (木)

行政・団体国土交通省は4日、「ガントリークレーンの標準化等検討会」を設置し、8日に東海大学校友会館(東京都千代田区)で初会合を開催すると発表した。

ガントリークレーンの部品や部位の仕様は、クレーンごとに異なることが多く、故障した場合に備えて予備部品をクレーンごとにで準備する必要がある。また、予備の部品を用意していない場合は、部品調達に時間がかかるため、コンテナ荷役に支障をきたすことも懸念されることから、故障時の部品調達期間の短縮や災害時の港湾機能の早期復旧を目的とした、検討会を立ち上げることにしたもの。

検討会では、ガントリークレーンの部品仕様の標準化を検討し、併せて港湾荷役の安全性、効率性の向上による国際競争力の強化に向け、国内外のコンテナターミナルの先進事例を調査。遠隔操作などの高機能化についても必要性を検討する。