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ヤマト・京福鉄道、環境保全の国交大臣表彰を受賞

2014年12月10日 (水)

認証・表彰近畿運輸局は10日、ヤマト運輸と京福電気鉄道が共同で行っている環境負荷低減に配慮した事業が「2014年交通関係環境保全優良事業者等大臣表彰」を受賞することになった、と発表した。

受賞理由となった事業は、京都嵐山地域周辺の集配作業で、路面電車とリヤカー付き電動自転車を利用し、集配車両を減車することによってCO2排出量を削減する取り組みで、18日14時から国土交通省で表彰式が行われる。

ヤマト運輸は、車両台数の抑制、低公害集配車両の導入、エコドライブの推進、走行距離の短縮、モーダルシフトの推進――といった取り組みで環境負荷の削減を図っており、今回の取り組みでは、京都議定書発効の地で「物流ターミナル・嵐山担当営業所間の輸送」に路面電車「嵐電」(らんでん)を利用しているほか、嵐山周辺でEVとリヤカー付き電動自転車を活用した集配を展開している。

同社は物流ターミナル間の鉄道輸送を既に一部で実施しているが、物流ターミナルから宅急便を集配する営業所間のモーダルシフトは初めて。