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パナソニック、山梨の配線板生産子会社を売却

2014年12月24日 (水)

拠点・施設パナソニックは22日、連結子会社でビルドアッププリント配線板を生産するパナソニックデバイス山梨(PID山梨)の全株式を新旭電子工業(滋賀県高島市)に譲渡する、と発表した。

PID山梨は1986年11月に開設後、片面・両面プリント配線板を生産しながら、生産品目の主力のデジタルカメラから車載・産業用プリント配線板へと拡大してきたが、事業規模や競争力の点でPID山梨を自社傘下のまま事業継続することは困難と判断。

相乗効果による事業成長機会の拡大につながるとして、新旭電子工業に株式を譲渡することにしたもの。

この決定により、パナソニックは22日にと新旭電子工業と株式譲渡契約を締結。来年3月31日をメドにPID山梨株式の90%を売却するとともに、残る10%も「一定期間」保有した上で、「事業の円滑な引継ぎに協力する」としている。PID山梨は株式譲渡後、「新旭電子工業山梨」に社名を変更する。