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三菱化学物流社長、「時期中計に将来PJの結果反映」

2015年1月6日 (火)

ロジスティクス三菱化学物流の石川甚秀社長による年頭あいさつの要旨は次の通り。

石川社長の年頭あいさつ(要旨)

昨年は、かねてから検討を進めてきたJR貨物専用枠の運用が7月から開始できたことや、内航船団の整備も、12月に菱心という500トンのケミカル船を更新した1000トン積載の菱永丸の進水式を終え、2年前から合わせると4隻のケミカル船を更新した。また、次期物流システムである「AJIOS」の開発プロジェクトがスタートした。今年はこうした施策をさらに推し進め、当社の物流全体の競争力を高めていく必要がある。

5年後、10年後を見据え、将来の当社の方向性を探っていくためにプロジェクトを発足させた。組織横断的なメンバーで議論・検討を行い、先月その最終報告会が実施されたが、この結果を、来期予算への折込みや次期中期経営計画に向けた検討で有効に活用していきたい。

昨年生じたコンプライアンス抵触事例の特徴は、情報共有や連携の不足であったり、業務の境界や役割分担が不明確であったりといった、接点業務に問題があるものが多かったように感じる。ことしは積極的に情報の共有化、価値観の共有化を図り、役割分担を明確にして全員参加で進めていきたい。