JX、八戸ターミナルにLNG船初入港、試運転開始

▲八戸LNGターミナル（出所：JXホールディングス）

荷主JXホールディングスは8日、子会社のJX日鉱日石エネルギーがLNG大型輸入基地、八戸LNGターミナル（青森県八戸市）に、第1船目のLNG外航船を受け入れ、総合試運転を開始した、と発表した。13日には釧路LNGターミナル（北海道釧路市）に第1船目の内航船を受け入れ、総合試運転を開始する。

今後は各種設備や機器の機能確認や総合調整を実施し、4月から操業を開始する予定。操業開始後は八戸LNGターミナルや釧路LNGターミナル（北海道釧路市）を出荷拠点に、天然ガスやLNGガスの需要増加が見込まれる東北や道東地域へ供給を開始する。

今回、八戸に入港したLNG船は全長280メートルの大型船でマレーシアからLNG6万トンを輸送した。