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【決算】山九、震災損失2.5億円

2011年5月12日 (木)
2011年3月期連結(単位:百万円)
 2011年3月期2010年3月期前期比
売上高373,209387,3643.7%減
営業利益18,74721,72813.7%減
経常利益17,57220,11912.7%減
当期純利益8,20311,78830.4%減

財務・人事物流分野では、顧客の生産量、販売量などが前年後半から回復傾向となったことで、客先構内での作業量が増加。港湾での輸出入貨物の取扱量や国内ネットワーク事業などの取扱量も増加した。一方、機工分野では大型設備工事案件が年度を通して少なく、大型定期修理工事(SDM)の規模も縮小した。東日本大震災の災害損失は、2億4600万円を営業外費用に計上した。

 

今期は、顧客の一部が震災による甚大な被害を受けているほか、サプライチェーンの障害もあり、「現時点で合理的な予想の算定ができない」として、通期の業績予想を見送った。