2011年3月期 | 2010年3月期 | 前期比 | |
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売上高 | 11,529 | 11,983 | 3.7%減 |
営業利益 | 147 | 620 | 76.2%減 |
経常利益 | 55 | 550 | 89.9%減 |
当期純利益 | 4 | 302 | 98.3%減 |
産業・一般洋上給油事業・貿易事業は計画の範囲内で推移したものの、海運事業が燃料油の高騰や漁獲不振に加え、インド洋での海賊行為の拡大などにより収益が悪化、減収減益となった。
今期は、海運事業がグループ子会社で建造中の超低温冷蔵船を10月末に竣工し、グループ所有船4隻体制とな。他社定期傭船については、予想運搬量に対応した適正な船腹量を確保するため、傭船契約を見直し、収益を確保する。
上期は子会社所有の全4隻がドック工事に入ることから、稼働率の低下、修繕工事費用の計上により、下期に比べ収益が低下する。貿易事業は冷凍餌、まぐろ商材などの取扱いをさらに拡大し、収益源の確保に努める。洋上給油事業は遠洋延縄まぐろ漁船の操業休止などにより、取扱量の減少が見込まれるが、効率運航により輸送コストの削減を図り、収益確保に努める。