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【決算】東栄リーファー、燃油高騰・漁獲不振で減収減益

2011年5月12日 (木)
2011年3月期連結(単位:百万円)
 2011年3月期2010年3月期前期比
売上高11,52911,9833.7%減
営業利益14762076.2%減
経常利益5555089.9%減
当期純利益430298.3%減

産業・一般洋上給油事業・貿易事業は計画の範囲内で推移したものの、海運事業が燃料油の高騰や漁獲不振に加え、インド洋での海賊行為の拡大などにより収益が悪化、減収減益となった。

 

今期は、海運事業がグループ子会社で建造中の超低温冷蔵船を10月末に竣工し、グループ所有船4隻体制とな。他社定期傭船については、予想運搬量に対応した適正な船腹量を確保するため、傭船契約を見直し、収益を確保する。

 

上期は子会社所有の全4隻がドック工事に入ることから、稼働率の低下、修繕工事費用の計上により、下期に比べ収益が低下する。貿易事業は冷凍餌、まぐろ商材などの取扱いをさらに拡大し、収益源の確保に努める。洋上給油事業は遠洋延縄まぐろ漁船の操業休止などにより、取扱量の減少が見込まれるが、効率運航により輸送コストの削減を図り、収益確保に努める。