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オリックス不、三郷市でランプウェイ型施設が完成

2026年2月26日 (木)

▲「三郷Ⅰロジスティクスセンター」外観(出所:オリックス不動産)

拠点・施設オリックス不動産は26日、埼玉県三郷市でマルチテナント型物流施設「三郷Iロジスティクスセンター」が完成したと発表した。東京外環自動車道(外環道)・外環三郷西インターチェンジ(IC)から2キロに位置し、東京都心まで1時間以内で配送可能な立地を生かし、首都圏全域をカバーする広域配送拠点としての活用を想定する。

建物は鉄骨造4階建てで、延床面積は4万5218平方メートル。各階に直接アクセスできるランプウェイ方式を採用し、1フロア当たり19台の大型トラック(10トン車)が同時に接車可能なトラックバースを備えた。1フロア2700坪を専有でき、最大4テナントが入居できるマルチテナント仕様としつつ、分割せずにフロア単位で利用できる点を特徴とする。2フロア、3フロアをまたいだ利用ニーズにも対応できるよう、荷物用エレベーターと垂直搬送機を各1基設置した。

施設面では、全フロアの倉庫エリアに空調設備を導入。近年、作業環境の改善や人材確保を重視する動きが広がるなか、温度管理が必要な業務だけでなく、一般的な保管・仕分け作業でも快適性を確保する設計とした。加えて、各階には入居テナント専用のカフェラウンジを設置し、休憩や昼食など多様な用途に対応する。ランプウェイ型でありながら、従業員の就労環境に配慮した設計は、施設差別化の一要素となりそうだ。

 
▲(左から)ランプウェイ、荷物用エレベーターと垂直搬送機(出所:オリックス不動産)

BCP面では、24時間稼働を想定した非常用発電機を設置し、停電時でも荷物用エレベーターや照明の使用を可能とした。水害対策として、1階倉庫床や電気設備の設置レベルを高めに設定し、浸水リスクの低減を図っている。環境面では、屋上に第三者所有モデルによる太陽光発電設備を導入し、発電量が不足する場合も非化石証書付き電力を組み合わせることで、使用電力の100%を再生可能エネルギー由来とした。こうした取り組みにより、建築環境総合性能評価システムCASBEE(新築)Aランクを取得している。

オリックス不動産は東名阪エリアを中心に物流施設の開発を進めており、2022年以降は全物件を環境配慮型としている。三郷Iロジスティクスセンターも、立地優位性に加え、作業環境、BCP、環境対応を組み合わせた施設として、今後の入居動向が注目される。

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