
▲CI運転支援システムと安全・安心ネットワーク技術 イメージ図(出所:本田技術研究所)
荷主本田技術研究所は26日、埼玉県和光市と「先進安全技術および自動運転技術の実証実験に関する協定」を締結した。都市部における複雑な交通環境を対象に、先進安全技術や自動運転技術の実証を行い、交通事故の未然防止や都市交通課題の解決につながる技術の有効性を検証する。
今回の実証の特徴は、ホンダ独自の協調人工知能「Honda CI」と、通信とデータを活用する「安全・安心ネットワーク技術」を組み合わせる点にある。車両に後付けしたカメラで周辺環境を認知・予測するCIと、スマートフォンなどから取得した位置情報や交通環境データをサーバー上で統合・分析するネットワーク技術を連携させることで、車両単体では把握しにくい死角や見通しの悪い交差点での事故リスクを事前に検知し、回避行動を促す。
実証対象は四輪車に限らず、二輪車、自転車、歩行者を含むすべての交通参加者とする。和光市駅周辺の通勤・通学動線など、日常的に多様な交通主体が交錯するエリアで実施し、出会い頭事故や車両の陰からの飛び出しといった都市部特有の事故シーンを想定した検証を行う。自転車については、電動アシスト化とコネクテッド化を可能にするサービス「SmaChari」を活用し、スマートフォンアプリを通じた情報提供も試す。
また、CIによる運転支援に加え、自動運転分野での実証も計画する。高精度地図に依存せず、カメラ認識を軸とする「地図レス協調運転技術」に、安全・安心ネットワーク技術で取得した周辺交通参加者の情報を重ね合わせることで、遮蔽物の多い市街地でも将来の事故リスクを予測し、安全側に行動する「予測安全走行」の有効性を検証する。2026年度中は手動走行によるデータ取得を行い、関係機関と協議しながら段階的に検証を進める。
実証は26年夏にホンダ従業員を対象に開始し、秋以降は和光市職員へ拡大、将来的には地域住民の参加も視野に入れる。
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