名古屋港の輸出入収支、17年連続全国1位

調査・データ名古屋税関は27日、2014年と12月単月の貿易概況（速報）を発表した。12月の名古屋港の輸出入収支は5533億円の輸出超過で、輸出額が1兆433億円と7.4％（前年同期比）伸び、4か月連続で増加した。輸入額も4900億円（7.7％増）と2か月ぶりで増えた。輸出入の合計額は1兆5333億円。

年間の輸出入収支は5兆6585億円で17年連続して全国1位となった。輸出額が11兆3745億円（2.9％増）、輸入額が5兆7160億円（8.8％増）、合計額は17兆905億円（4.8％増）。

年間を通じた輸出額を品目別にみると、自動車（4.1％増）、金属加工機械（15.2％増）などが増加。12月は自動車（8.5％増）、自動車の部分品（5％増）が増えた。

輸入（年間）は原油及・粗油（34.2％増）、アルミニウム・同合金（19.5％増）などが増え、12月はアルミニウム・同合金（58.1％増）、液化石油ガス（3.3倍増）などの伸びが目立った。

■輸出入額の推移（月間ベース、単位：百万円）