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リクシル、SCMなど3Q時点の改善効果拡大、目標引上げ

2015年2月2日 (月)

荷主LIXIL(リクシル)は2日、SCMなど経営効率を改善する取り組みの進捗状況を公表した。同社は2014年度から16年度までの3年間で1010億円の改善目標額を掲げており、14年第3四半期時点の進捗は15.1%(166億円)となった。

14年度末の目標額は当初、130億円に設定していたが、期中の追加改善を踏まえて今期末の目標を185億円に改定した。

1100億円の内訳は、SCM分野で550億円、粗利改善で350億円、間接費で200億円――に設定。3Q期末時点の項目ごとの進捗率はSCM14.7%、粗利改善29.2%、間接費4.9%となり、粗利改善とSCM分野で改善効果が拡大した。

SCM分野では営業・工事情報の一元化、生産・物流拠点の最適化、ロジスティック改善、戦略購買などの施策を実施。3Q時点の改善効果が想定を上回ったため、14年度改善目標を65億円に引き上げた。同様に粗利改善で93億円、間接費で27億円へと改善目標を再設定し、3分野合わせて185億円の改善見通しとなっている。