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日本郵船、定期船事業の損益改善し3Q黒字転換

2020年1月31日 (金)

財務・人事日本郵船が1月31日に発表した2020年3月期第3四半期連結決算は、売上高1兆2532億円(前年同期比9.5%減)、営業利益324億円(7倍)、経常利益384億円(前年同四半期は33億円の赤字)、四半期最終利益187億円(前年同四半期は87億円の赤字)となった。

航空運送事業部門で赤字が拡大したものの、コンテナ船会社のオーシャンネットワークエクスプレスの採算性が大幅に改善したことを受け、定期船事業が247億円の赤字から134億円の黒字へと転換。不定期専用船事業も利益を82億円伸ばし、348億円の部門経常益を確保した。

通期は売上高1兆6600億円(前期比9.3%減)、営業利益370億円(3.3倍)、経常利益400億円、最終利益290億円を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/3Q20/3/中間20/3/1Q19/3/通期
売上高1,253,259 [-9.5%]824,737 [-9.9%]406,402 [-12.6%]1,829,300 [-16.2%]
営業利益32,469 [611.4%]15,836 [ - ]5,470 [ - ]11,085 [-60.2%]
最終利益18,739 [ - ]11,123 [ - ]9,141 [ - ]-44,501 [ - ]
売上高営業利益率2.6%1.9%1.3%0.6%