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ラサールと三菱地所の共同開発

ロジポート橋本が竣工、延床15.7万m2、KDDIの利用決定

2015年2月2日 (月)

拠点・施設ロジポート橋本が竣工、延床15.7万m2、KDDIの利用決定ラサール不動産投資顧問と三菱地所は2日、共同で開発を進めていたマルチテナント型免震物流施設「ロジポート橋本」が1月23日に竣工したことを受け、神奈川県相模原市の同施設で竣工式を行った。既にテナントの1社として、KDDIが東日本の物流拠点として活用することになっている。

ロジポート橋本は敷地面積6万7700平方メートル、地上5階建て、延床面積15万7000平方メートルの大規模なマルチテナント型免震物流施設で、1フロアあたり10区画(最少区画2400平方メートル)まで分割に対応する。

国道16号に面し、相模原愛川ICからも7キロと圏央道までのアクセスが良好で、東京・横浜・川崎の都心部に多摩地区、相模原市、厚木市などを加えた巨大マーケットが目前に広がるロケーションが特徴。ターミナル駅の橋本駅からは900メートルと徒歩圏内で、周辺に複数の商業施設を抱えることから、施設で働く従業員の利便性が高く、既にKDDIが東日本の物流拠点のひとつとして入居を決めている。このほかにも複数の企業が入居を決めており、竣工時点のテナント入居内定率は50%超となった。

防災面では、建物とランプウェイに免震構造を採用しているほか、72時間対応の非常用発電機の設置、水・食糧などの備蓄庫の設置によって、BCPを考えた災害リスクの低い施設計画を実現した。

日本政策投資銀行による「DBJグリーンビルディング認証制度」で、「国内トップクラスの卓越した”環境・社会への配慮”がなされたビル」(プラン認証)の認証を受けており、建築環境・省エネルギー機構(IBEC)認証による「CASBEE新築」の「Aランク」も取得した。今後は施設の屋根に最大発電出力2.3MWの太陽光パネルを敷設する計画。

■施設の概要
所在地:神奈川県相模原市緑区大山町4番7号
敷地面積:6万7748.73平方メートル(2万493坪)
延床面積:15万6608.90平方メートル(4万7374坪)
構造:鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造地上5階建、免震構造
設計監理監修:三菱地所設計
設計施工:大林組
用途:マルチテナント型物流倉庫、複数テナントによる分割利用可能
着工:2013年10月4日
竣工:2015年1月23日
物件HP:http://logi-port.com/lm/hashimoto/