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ミシュラン、北陸の運送会社がワイドシングルタイヤ初採用

2015年2月3日 (火)
▲装着したトラック(出所:ミシュラン)

▲装着したトラック(出所:日本ミシュランタイヤ)

サービス・商品日本ミシュランタイヤはこのほど、大協運送(石川県能美市)が北陸で初めてトラック・バス用ワイドシングルタイヤ「ミシュランエックスワン」をウィングトラックの新車装着タイヤとして採用したと発表した。

ミシュランエックスワンは、トラックの後輪に装着されている2本(ダブルタイヤ)を1本にするコンセプトで、1車軸当たり150キロの軽量化を達成。車両の輸送効率を高めるトラック・バス用ワイドシングルタイヤで、駆動軸にも使用できることで注目されている。

(出所:ミシュランタイヤ)

(出所:日本ミシュランタイヤ)

大協運送は北陸を中心に自動車部品の輸送を展開しており、車両軽量化による輸送効率化と燃費改善を期待してUDトラック製のウィングトラック(車両総重量25トン、最大積載量13.6トン)の後輪2軸に「ミシュランエックスワンXDN2」を採用した。大協運送常務の津田淳一氏は「同時に納車された同型車両と比較して200キロの積載量増加を確保できた」と話している。

ミシュランエックスワンの455/55R22.5サイズは、日本市場で最も一般的な大型トラック用ダブルタイヤのサイズ11R22.5と外径がほぼ同じで、国内法で最大値とされる車軸あたり10トンの耐荷重能力を持つ。11R22.5のダブルタイヤ仕様と比べて大幅に軽量化でき、積載可能重量を引き上げることが可能になる。

(出所:ミシュランタイヤ)

(出所:日本ミシュランタイヤ)