荷主日本ミシュランタイヤは2日、同社のワイドシングルタイヤ、「ミシュランエックスワン」が三菱ふそうトラック・バスの「スーパーグレートV」のオプション装着タイヤとして採用されたと発表した。
ミシュランエックスワンは、トラックの後輪に装着されている2本(ダブルタイヤ)を1本にすることで、1車軸当たり100キロの軽量化を達成したワイドシングルタイヤ。
一般的なダブルタイヤサイズと外径がほぼ同じなままで、車軸当たり10トンの耐荷重能力を持つため、軽量化や積載可能重量を拡大させることが可能。
また、サイドウォールがダブルタイヤの4枚からワイドシングルタイヤの2枚に減ることで、回転中のタイヤの発熱によって増加する転がり抵抗を削減するとともに、軽量化されたタイヤ・ホイールユニットが発進・加速時の慣性力を低減させるため、燃料消費量を抑えることができる。
オプション装着は三菱ふそう販売店で12月初旬から発注が可能となっている。