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佐川引越センター、福島・飯舘村で村民世帯の引越し受託

2011年5月13日 (金)

話題SGホールディングスは13日、佐川引越センターが福島第一原子力発電所事故の影響で全域が計画的避難区域となった福島県飯舘村の要請を受け、村が斡旋する施設へ入居を希望する全世帯の引越し業務を行うと発表した。第1陣として、15日に5世帯の引越し作業を実施する。

 

SGホールディングスが公表した飯舘村の避難計画によると、村が斡旋する施設への入居希望数は1014戸で、このうち乳幼児・園児、妊産婦の方がいる世帯が41、園児がいる世帯83、小中学生がいる世帯156、高校生がいる世帯42、放射線量が高い3行政区(比曽・長泥・蕨平)に居住している世帯108――などとなっている。

 

佐川引越センターでは「全日本トラック協会などから放射性物質の濃度を簡易測定するガイガーカウンターを借り、慎重に作業する」としている。