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王子HD、ミャンマー・ティラワ工業団地に新工場

2015年2月9日 (月)

拠点・施設王子ホールディングスは6日、ミャンマーに現地法人を設立し、ヤンゴン郊外のティラワ工業団地内に総合パッケージング工場を建設すると発表した。

マレーシア子会社2社がそれぞれ90%、10%を出資してミャンマーに現地法人を設立する。同社は5月にヤンゴン市内のミンガラドン工業団地で段ボール工場を稼働させる計画となっているが、ティラワ工業団地にも新工場を建設し、国際レベルの包装材のワンストップセンターを設立したい考え。

これにより、より高い包装品質を求める顧客の需要に対応、建設中のベトナムとミンガラドン工業団地の2工場と合わせ、東南アジア拠点は全部で23の製造拠点となる。

日本・ミャンマーの共同事業体が開発するティラワ工業団地では、日系企業を中心として事業進出の加速が見込まれているが、電力・水・道路といったインフラの整備、裾野産業の成長が課題となっており、包装材分野でも近代的な加工設備を持つサプライヤーは限られ、特に高級品、輸出向けへの包装需要に対応できる現地企業が大幅に不足している。

新工場の概要
所在地:ミャンマー・ティラワ工業団地
敷地面積:4万81平方メートル
総投資額:800万米ドル(9億円)
営業開始:2016年4月