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防衛省、エボラ対策のガーナ向け物資輸送経過を公表

2015年2月10日 (火)

国際防衛省、エボラ対策のガーナ向け物資輸送経過を公表防衛省はこのほど、国連エボラ緊急対応ミッション(UNMEER)から要請を受けて実施した物資輸送の経過を公表した。

同省は昨年11月28日、外務省がUNMEERの要請でエボラ出血熱の感染拡大への対応策として使用する個人防護具をガーナに向けて輸送することについて協議し、自衛隊部隊の派遣で効果的な活動を行えると判断、西アフリカ国際緊急援助空輸隊を編成して、輸送活動を実施することにした。

防衛省、エボラ対策のガーナ向け物資輸送経過を公表防衛大臣の下にガーナ現地調整所を設置し、国際緊急援助活動に従事する外務省、国際協力機構(JICA)、UNMEERなどと調整を実施できる体制を敷いた上で、12月6日、個人防護具2万セットを搭載したKC-767が小牧基地を出発。

同月8日朝、ガーナの首都アクラのコトカ国際空港に到着した。これに合わせて、コトカ国際空港で、UNMEERのバンベリー代表、シエラレオネの駐ガーナ大使、同ギニア大使が出席する中で個人防護具の引き渡し式典を実施した。KC-767は予定通り輸送活動を終え、12月11日に帰国した。