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日本板硝子、ペルーでフロートガラス生産を増強

2011年5月18日 (水)

拠点・施設日本板硝子は17日、同社グループの連結子会社ヴィドリオス・リルケン社が、ペルーのリマにガラスフロート窯の新設を検討していると発表した。ヴィドリオス社は「南米の南太平洋沿海地域でのリーディングプレイヤーとしての地位の強化を目指す」としている。

 

新ラインの生産能力は1日800トンで、ペルーの建築用、自動車用市場にフロートガラスを供給する。2014年中に生産開始する見込み。

 

新工場が稼動すれば、ヴィドリオス・リルケン社の2番目のフロート窯となり、ペルー、チリ市場の成長に合わせてガラスを供給することが可能となる。

 

同社は2006年にペルー進出を果たし、現在、リマに物流センターを保有している。日本板硝子は「ヴィドリオス・リルケン社の南米での戦略的経営計画に沿ったものであり、南米市場へより良い製品とサービスを提供し続けていくことを目指している」としている。