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行政・団体関東運輸局は10日、2月に管内でポートステートコントロール（PSC）を実施した外国船舶79隻のうち、4隻に重大な欠陥として是正を終えるまで出港を差し止める処分を行った、と発表した。
拘留処分を受けた外国船は、カンボジア船籍のRORO貨物船「SAMARGA」（5608総トン、ACREX）、パナマ船籍の一般貨物船「JET」（7345総トン、トランスオーシャンシッピング）・ばら積船「ANDA NO.66」（2618総トン、上海ホープシップマネジメント）、シエラレオネ船籍の一般貨物船「CHANG LIAN HAI」（8385総トン、HENG YUAN MARINE）。
SAMARGAは「賃金の未払い」が重大な欠陥として確認され、2月2日 に拘留、4日に解除された。JETは「救命艇のエンジン作動不良」により、12日に拘留を受けて18日に解除。
ANDA NO.66は「多量の油による機関室内の汚損」「防火操練の習熟不足」「安全管理システムの不備」で17日に勾留、25日に解除された。CHANG LIAN HAIは「非常用発電機室と機関室間の防火構造の不備」と「固定消火装置CO2のパイプラインの腐食による破口」によって26日に勾留され、3月4日に解除を受けた。
