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日立の安全支援ソリューションが屋内の位置測定に対応

2015年3月11日 (水)

サービス・商品日立ソリューションズ(東京都品川区)は11日、スマートフォンのGPSを活用して屋外の危険地域で作業員の安全管理を支援する「作業員安全支援ソリューション」で、Bluetoothビーコンで屋内の作業員や機械の位置を測定するオプションの販売を16日から開始すると発表した。

これにより、屋内外を問わず安全管理者は作業員や機械などの位置をリアルタイムに把握することが可能となり、危険地域に進入した作業員に警告メッセージを発信するなど、作業員の安全管理を円滑に行うことできるようになる。

同社はスマートフォンのGPSで把握した作業員の位置を地図上に一元管理することで、作業員の安全管理が可能な作業員安全支援ソリューションを2013年7月から提供しているが、今回のオプションでGPSの届かない屋内でも作業員や機械の位置を測定できるようにするオプションを販売する。

作業員が携帯するスマートフォンがBluetoothビーコンの電波強度で位置を推定し、サーバーに位置情報を送信する仕組みで、安全管理者が事前に設定した危険区域に作業員が進入した場合、スマートフォンにアラームを発信することも可能。

位置情報、映像と音声によって正確に状況を把握でき、有事の際には安全管理責任者と作業員が音声・映像を用いて緊密に連携する。また、作業員の位置情報のログを管理し、動いた軌跡を地図上に表示。作業実績を振り返ることで、安全管理基準の作成や、事故の再発防止策の作成に役立てることができる。

日立の安全支援ソリューションが屋内の位置測定に対応

システムの基盤に日立ソリューションズの地理情報システム(GIS)「GeoMation」を活用しており、国土地理院やゼンリンが提供する地図のほか、工場のライン設計図やCADデータなど、サービスの導入現場に合った地図を活用できる。提供価格は個別見積もり。

■製品紹介
http://www.hitachi-solutions.co.jp/wss/