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ヤマト運輸、栃木県と包括連携協定、手ぶら観光など支援

2015年3月17日 (火)
▲(出所:ヤマト運輸)

▲(出所:ヤマト運輸)

ロジスティクスヤマト運輸は17日、栃木県と包括的連携協定を締結し、同日栃木県庁で締結式を行った。

県とヤマト運輸は、包括的連携協定を結び、県産品の販売支援や観光の振興などで、地域の活性化や県民サービスの向上に取り組む。

具体的には、栃木県の「いちご」や観光をPRする「栃木県オリジナルBOX」を5月1日から県内の55か所の営業所で販売する。また発送用にいちご、梨、牛乳、米や野菜と県のキャラクター「とちまるくん」をデザインした「オリジナル送り状」も用意する。

これらの活用で栃木県を全国にPRしていくほか、栃木県産の新鮮な取れたての野菜を県内、関東全域に届けることを目指す。県内農家と県内外のホテルや飲食店を結ぶ物流ネットワークを夏までに構築する。

観光の振興の一環として、宇都宮駅ビルにあるヤマト運輸の営業所で昨年12月からクロークサービスを展開しているが、4月からは観光客向けに午前中に手荷物を預ければ当日中に、栃木県内のホテルや旅館などに送付する「手ぶらで観光」のサービスも開始する。

▲(出所:ヤマト運輸)

(出所:ヤマト運輸)

これらのほかにも、子供に危険が及ぶ状況を発見した際、県警に情報提供したり、安全教室を開催する。またセールスドライバーが集配中に高齢者の異変に気づいた場合、関係機関に通報協力する。災害時には緊急物資の輸送を行い、営業所を緊急避難場所として提供するほか、「振り込め詐欺情報の提供」など、地域や暮らしの安全確保に協力する。

さらに、新スリーター(リヤカー付き電動アシスト自転車)や台車、電気自動車を使用し、環境に配慮した集配活動を積極化。道路の不備などを発見した場合は関係行政機関へ通報する。