ヤマト運輸、兵庫県と9分野で連携協定

ロジスティクスヤマト運輸は11月30日、兵庫県と包括連携協定を結び、県産品の販路拡大や地域の安全・安心、活性化、県民サービスの向上などに取り組むと発表した。

兵庫県の地図やマスコット「はばタン」がデザインされた「ご当地宅急便BOX」「宅急便コンパクトBOX」を制作。県内のヤマト運輸営業所で販売し、東京など県外の関連施設でも今後販売を検討する。また、ご当地送り状を作成し、県内のヤマト運輸営業所や宿泊施設などで使用する。

また、農林水産業や観光の振興についても、ヤマト運輸の物流ノウハウを活用して県産品の流通・販売拡大を図る。中山間地域では直売所と連携した高齢者や買い物弱者への支援を検討し、県内のアンテナショップへの輸送支援や県産品の首都圏や海外への販路拡大など多角的な支援を進める。

県内のヤマト運輸営業所などで観光パンフレットを掲示・配布したり、ターミナル駅などで手荷物の一時預かりサービスを提供したりと、手ぶら観光の促進につながる検討を進め、観光情報の発信と観光客の満足度向上に取り組む。

このほか、防災・減災対策や環境、青少年の健全育成、子育て支援・家庭応援、男女共同参画社会づくり、高齢者・障害者支援など、合わせて9つの分野で協力する。

※ 冒頭写真の説明：左からヤマト運輸キャラクター「クロネコ」、北村稔・ヤマト運輸常務執行役員関西支社長、金澤和夫・兵庫県副知事、兵庫県キャラクター「はばタン」