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日通、ブラジル向け海上ダイレクト混載の一貫輸送開始

2015年3月20日 (金)

ロジスティクス日本通運は20日、コンテナ1本に満たない小口貨物をブラジル・サントス港を利用して同国各地に輸送する日本発海上混載一貫輸送サービスを開始したと発表した。

新サービス「ブラジルダイレクト混載」は、横浜、東京、名古屋、神戸で受託した貨物を同社の手配で横浜港に集約して船積みし、サントス港までダイレクトに輸送、同国内の配達まで一貫輸送するもの。

これまで、ブラジル向けの小口貨物は日本国内の各港から経由地のシンガポールまで輸送し、現地法人のシンガポール日通の手配でサントス向けのコンテナへ積み替え輸送していた。

新サービスの提供により、積み替えなく輸送できるようになるため、貨物へのダメージリスクを軽減できるようになる。また、ブラジル日通の手配で円滑な輸入通関手続きと国内配送を実施する。これまで少量であってもコンテナ単位で輸送していた危険品についても受託が可能となることから、輸送コストの大幅な削減につながる。